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土質試験機分野2. 圧密試験 > 空圧式全自動圧密試験装置

空圧式 全自動圧密試験装置

新開発の自記・載荷システムと、低摩擦エアシリンダーの組合せにより、
完全自動化された高性能な試験を可能にしました。
無人化制御システムにより省力化を推進し、
よりよい試験環境づくりをバックアップします。
本装置は、「JIS A 1217 土の段階載荷による圧密試験方法」を準拠し自動化したものです。

製品特徴

自動載荷及び自動計測システムにより省力化を計れます

圧密載荷プランの初期入力だけで、載荷開始から解体までの工程を無人化できます。 深夜・休日・長期休暇中も自動で稼動し、営業時間内業務においても手動載荷の時間間隔を気に掛けることなく他の業務に傾注できます。

広範囲な試験プランの実現

空圧式載荷方式により、JIS規格以外の載荷スケジュール、あるいは繰り返し多段階載荷などイレギュラーな試験プランにも対応可能で、試料の状態・地盤条件に即した圧密試験を実施することができます。
載荷条件は、状況に合わせて、試験中でも変更することが可能です。

試験環境の向上

オペレート用パソコンと試験装置はLANケーブル1本で接続されますので、ケーブルの曳きまわしなどが不要です。(装置周りがすっきりします)
オペレート用パソコンにて試験状況(圧密量・グラフ[ルートt][圧縮曲線])をモニターできます。

機能のモジュール化

載荷装置・計測装置の組み合わせは、2チャンネル毎に1式のモジュール構成となっていますので、段階的に無駄なく機能アップ・増設できます。

保守の信頼性

機械加工部品・ソフトウエア以外は汎用性の高い製品を使用していますので、保守が容易です。(特殊部品を使用しないため、各パーツの交換が容易です)
設計・製作を自社で完結しているため、改造・改良・再製作など柔軟に対応可能です。メンテナンスはお任せ下さい。

停電時でも圧力を開放しません(バルブストップで待機)。

試験中でも経過時間と圧密量をグラフ及び数値データで確認できます。

試験中でも計測値をCSVファイルとして取り出せます。

試験中でも圧力値を確認できます。

載荷装置点検(荷重校正)の操作が容易になりました。

管理用パソコンが故障しても試験を継続できます。

※新システムの考え方
特殊なコントローラなどを使用せずに工業用の汎用品を多用した構成としました。
そのため、部品の信頼性・耐久性・保守性は一般的な工業用水準であり、
「保守できない」・「つくれない」などのリスクを低減しています。
システムを二重化させ、試験中断のリスクを低減しています。
管理用パソコンが故障しても工業用パソコンだけで試験を続行します。

構成・仕様

ハードウエア 圧密容器 φ60×H20mm供試体
ステンレス製 ※標準仕様の場合
載荷装置(枠) ストローク 30mm 低摩擦ベロフラムシリンダー使用
自記センサー ストローク 30mm 分解能 1μm
圧力計(高) 1MPa
圧力計(低) 100KPa
載荷装置(調圧) 電動圧力レギュレータ及びバッファタンク
制御・計測装置 PLC(プログラマルロジックコントローラ)
工業用パソコン windows Enbedded シリコンディスク採用
オペレートPC 管理用パソコン windows7 LAN通信による ※汎用品
架台 W1500×D750×H1200mm ※10CHの場合
無停電電源装置 定格電流 10〜14A/100V ラインインタラクティブ方式
エアーコンプレッサー オプション ※1.4MPa max以上
※所定の圧密圧力を得るには、安定した1MPaの一次圧力が必要です
載 荷 制御 センサによる圧力フィードバック制御
方式 電動圧力レギュレータによる
方法 単独載荷または、グループ載荷機能搭載
範囲 10 ~ 2560KN/m2 (〜5120KN/m2・〜10240KN/m2)
時間 所定圧力到達時間 2 秒以内(載荷のみ、除荷は2秒を保証しません)
ステップ 最大 50ステップ(任意圧密荷重設定可能、繰り返し載荷可能)
計測 制御方法 載荷作動連動による自動計測
変位計 ストローク 30mm 分解能 1μm
応答速度 50mm/sec
計測時間 1ステップあたり最大200時間
経過時間 サンプリング間隔
0〜60秒 1秒
1〜2分 10秒
2〜3分 30秒
3〜60分 1分
1〜30時間 10分
30〜200時間 30分
チャンネル数 最大30チャンネル/管理パソコン1台
データ処理 オプション ※実績のあるソフトウエアをご紹介します

*改良のため、予告なく仕様を変更することがあります。
*特注仕様につきましては、ご相談に応じますのでお問い合わせください。

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