本機はコンクリート、岩石、石材、アスファルト合材供試体等の試験体を乾式専用ダイヤモンドブレードを使用して高精度、高速度に切断する事を目的とした定置式切断機です。冷却水を使用しないため、塩分分析用の試験体等の切断に最適です。切断方法は手動送り方式とインバーター制御可変速走行システムを採用した全自動切断方式の選定が可能です。

■ 機械本体

適用ブレード	φ14 吋 27H-1P ELV 乾式仕様（静音）
外寸法	L960×W720×H1350mm 自重約 150kg
供試体適用	φ100mm(maxφ120mm)
送り機構	※インバーター制御による全自動切断方式
	※手動ハンドル送り方式
電動機	AC200V-4P-1.5Kw
冷却方法	空冷ドライ（乾式）冷却型
試料クランプ	ワンタッチクランプ装備
本体カバー	透明アクリル樹脂製全面集塵カバー
	φ100 集塵ホース接続管付
集塵方法	集塵機接続による集塵方式
1 次側電気容量	15A（配電盤容量）

■ 集塵装置

電源	AC200V-0.75Kw
風量	11m3/min 成形フィルター
塵落方法	手動シェーキング式
集塵吸口	φ100mm
寸法	L530×W425×H735mm
	自重 53kg
付属品	フレキダクトホース 2m
	金具類一式

① 試験体を切断ラインに合わせクランプにて固定。
② 集塵機を起動させ適宜風量の確認。
③ ブレード回転釦起動。
④ 切断走行速度の目盛りを適宜に設定。
⑤ 切断走行釦起動にて自動切断開始。
⑥ 切断終了端にて自動停止。
⑦ 切断した試験体の除去。
⑧ 走行後退釦起動にて原点位置へ自動復帰。