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コンクリート試験機分野3. 生コンクリート試験 > コンクリート自動凝結試験装置

コンクリート自動凝結試験装置 KC-2076

完全自動の高精度・省力・コンパクト。
本試験装置は、凝結試験に従事される方の負担を軽減し、測定時の誤差を極力さくすことを主眼として開発されました。従来、熟練者の経験に頼っていた「測定を開始するタイミング」は、試験装置が自動で判断し、「貫入速度・貫入量」は自動的に制御されます。始発の極端に遅い試料や終結時間を予測しづらい試料でも計測モードの変更により対応でき、場合によっては、全て自動または全て手動で稼働させることも可能で、始発時間の計測そのものを特殊な設定に変更することも可能です。

製品特徴

試験装置本体+オペレート用パソコンのシンプルな構造のため、必要に応じて移動が可能で、異なった環境の恒温室への移動も容易に行なえます。また、1台の試験装置で同時に8個の試料を計測可能で、なおかつ、それぞれの試料に異なった設定が可能ですので、フレッシュコンクリートの品質管理はもちろん、セメント材料開発や混和剤開発における試料性状の相対比較などに抜群の性能を発揮します。

構成・仕様

試料容器 内径:180mm、内高:140mm 円筒形鋼鉄製 8個付属
容器フタ アクリル製、乾燥防止用ゲルシート付
貫入針 JIS規定による4種
貫入方式・速度 モーターによる駆動、2.5mm/sec
貫入荷重検出方式 ロードセル(1KN)
貫入針の洗浄 超音波洗浄器による水洗い
測定回数 21回
測定モード ①手動測定
②自動 1測定(自動開始測定)
③自動 2測定(自動測定)
④全自動測定
測定試料数 同時 8試料
制御機器構成 装置本体(工業用パソコン内蔵)、パソコン
画面表示 装置本体動作状況・次回計測までの時間・各試料前回計測値・各試料計測値一覧・計測中試料の測定値グラフ・異常履歴など
データ出力 計測値・経過時間・試験条件一覧・CSVファイル
その他の機能 測定時間間隔の変更(測定中)・測定強制終了
仕様電源 AV 100V、単相
機体寸法
(パソコン除く)
W914×D914×H1625mm、キャスター付属、約500kg
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